PROFILE
GARO NAKAGAWA
1949年、大阪生まれ。60年代半ばからアメリカのフォーク・ソングの影響を受けて、曲を作ったり歌ったりし始め、68年に「受験生のブルース」や「主婦のブルース」を発表。70年代に入ってからは音楽に関する文章や歌詞の対訳などが活動の中心に。90年代に入ってからは小説の執筆やチャールズ・ブコウスキーの小説などさまざまな翻訳も行っている。 1990年代の半ば頃から、活動の中心を歌うことに戻し、新しい曲を作りつつ、日本各地でさかんにライブを行なっている。
アルバムに『終わり・始まる』(1969年、URC)、『25年目のおっぱい』(1976年、フィリップス)、『また恋をしてしまったぼく』(1978年、ベルウッド)など。『ぼくが死んでこの世を去る日』(2004年、オフノート)、『そしてぼくはひとりになる』(2006年シールズ・レコード)、『Live at 風』(200年、シグロ)、『どうぞ裸になって下さい』(2017年、コモエスタ)。
著書に『ぼくが歌う場所』、『七〇年目の風に吹かれ 中川五郎グレイテスト・ヒッツ』(ともに平凡社)、小説『渋谷公園通り』(ケイエスエス出版)、小説『ロメオ塾』(リトルモア)、訳書にチャールズ・ブコウスキー『書こうとするな、ただ書け』、『英雄なんかどこにもいない』、『ワインの染みがついたノートからの断片』(いずれも青土社)、『詩人と女たち』、『くそったれ!少年時代』、『死をポケットに入れて』(いずれも河出文庫)、『ブコウスキーの酔いどれ紀行』(ちくま文庫)、ハニフ・クレイシ『ぼくは静かに揺れ動く』、『ミッドナイト・オールデイ』、『パパは家出中』(アーティスト・ハウス)、『ボブ・ディラン全詩集』(ソフトバンク)、フィリップ・ロス『グッバイ、コロンバス』(朝日出版社)などがある。